日本イタリア会館のイタリア文化活動。イタリア文化セミナー,会報誌,ブログなど

「イタリア文化セミナー」は、イタリアの文化・芸術・音楽・社会情勢など、幅広い分野について専門の講師をお迎えして、各種セミナーを行っております。 イタリアに興味のある方、イタリアについてもっと知識を深めたい方、どうぞお気軽にご参加ください。

<映画『インフェルノ』上映記念セミナー> 地獄の建築学 ~ルネサンス期フィレンツェの『神曲』〈地獄篇〉解釈~

2016年10月に日本でも公開された映画「インフェルノ」(ダン・ブラウン原作)は、700年前に書かれたダンテの『神曲』・〈地獄篇〉を下敷きにした作品です。ダンテは古代以来の天国・地獄の表象と中世に広まった煉獄の概念とを独自のやりかたで統合し、それらに明確な構造を与えて、長編叙事詩の内に描き出しました。とは言え、ダンテの仕事はあくまで言葉による描写です。ボッティチェッリの「地獄の見取り図」のような、現在我々が目にするダンテの〈地獄〉の図像が確立したのはルネサンス期のフィレンツェにおいてのことでした。画家・建築家・数学者・文人たちが集まって、ダンテの〈地獄〉の構造やサイズについて喧々諤々の議論を戦わせていたのです。
今回のお話では、このルネサンス期フィレンツェの〈地獄の建築学〉のさきがけとなった建築家マネッティの説をもとにした、ベニヴィエーニとジャンブッラーリの議論をご紹介すると共に、それらが決して荒唐無稽な一からの作り話であったわけではなく、ダンテ自身のテクストの中にもともと、彼らの推理や計算を促すような仕掛けが組み込まれていたという事実を明らかにしたいと思います。
『神曲』という巨大な建物の外部構造というきわめて表面的なお話になりますが、その果てしない内奥に入りこんでゆくひとつのきっかけにしていただければ幸いです。

講師

星野 倫(京都大学大学院文学研究科)

日程

2017年1月21日(土) 16:00-18:00

受講料

受講生・一般:1,500円、個人維持会員:500円

定員

40名 先着順

会場

日本イタリア会館 京都本校(京都・東大路東一条)

申込方法

電話、会館窓口でお申し込みください

        

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